日本にいる頃は、さして意識せずに食べていたお豆腐。
アジア食品スーパーに行けばもちろん手に入るのですが……。
高い……、高いのよ……。
日本でこの値段出したら、スーパーでもちょっといい豆腐じゃない?と言うお値段。
夫の実家に住んでいた頃は近所のお豆腐屋さんがその地域を回っていた。
だからちゃんとした専門店の美味しい豆腐がいつでも冷蔵庫に入っていた。
寒い日に仕事から帰るとダイニングテーブルで湯豆腐が湯気を立てていて、昆布だしのいい匂いがした。
私は食べ比べでもしなければ比較的なんでもおいしく食べられるのですが、この値段でこの味か、と言う時には、たまに悔しくて涙がでることがある。
まぁ、今まで泣いたことがあるのはゴム靴の底みたいなステーキに12ユーロ出した時くらいなんですけど。
そういう意味で、日本ではないから高いのは当然としても、やっぱり、もうちょっとこう、なんとかならないものかと思っておりました。
そこで、よく聞く話では有りますが、海外在住日本人の通る道、手作りでございます。
もともと納豆を手作りしているので、大豆は常備しています。
Amazonでにがりを見つけて、これを買おうか、どうしようかと悩んでいたある日、近所のナチュラリア(Bioスーパー)でNigari発見。
100グラム入り1,99ユーロです。
»NIGARI 100G
店内をウロウロしながら、一回に何グラム使うんだろう。10g使うとして10回分。1回約0,20ユーロ……。いやいや、果たして10gでいいのか。どれだけ作れるんだ。でもにがりってそもそもそんな高いものじゃないはず……。
はい、貧乏性なんです。
でも、買いました。
これとうちにある850g入3,52ユーロの大豆で、後はブリタの水があれば……できる!!
しかしすぐに壁にぶち当たるのです。
作り方を探した所、ほとんどが液体にがりを使ったレシピ!!
粉のにがりのレシピは、ここで水を適量加え、とか、初心者のどれくらいが適量かわからない私には、難易度が高い!!
ひえ~。ピーンチ!
長くなったので、次回に続く!!



